Alfredに関する覚書

Mac用のランチャAlfredをしばらく使ってみて,なかなか良さそうなのでそれに関する覚書.

「Spotlightの代わり」+「ホットキーからWeb検索」の2つがとりあえずの目的.

まず,インストールは
Alfred App
から,ダウンロード.
有償版もあるらしいけど,とりあえず今は無料版.
dmgファイルをマウントして,Alfred.appをApplicationフォルダに移動して,起動.

基本的にデフォルトのままでもなかなか使える.
「Spotlightの代わり」+「ホットキーからWeb検索」という目的は以下のように達成した.

Spotlight的に使う

Spotlightのように使うには,Alfredのウィンドウに検索語句を入力するだけではだめで,File Searchを使う必要がある.
File Searchを使うには,Alfredウィンドウにまず,"find"と入力して,検索語句を入力する.
具体的には,Alfredのウィンドウに

find search word

とすると,ローカルファイルの検索ができる.
この場合,候補を選んでEnterを押すと,Finderでそのファイルが表示される.



Spotlightの場合,ファイルを選択するとそのファイルが開くようになっている.
そのようにAlfredを振舞わせるには,

open search word

とする.


"find"や"open"といったコマンドは,他の名前に変更することができる.
ホットキーでAlfredを呼び出して「Cmd + , (カンマ)」とすると,設定ウィンドウが開く.
"Features"タブ→"File Search"でこのコマンド名が変更できる.
僕は,

find → f
open → o

として,短くした.


これで

o search word

でローカルファイル,メール,ブックマークなどを検索できるようになった.

Web検索をする

Web検索もコマンドを使う.
Googleを検索するコマンドは

google search word

である.
これも,短縮したコマンドに変更することができる.
先程と同様に,Alfredの設定ウィンドウを開く.
"Features"タブ→"File Searches"でこのコマンド名が変更できる.
変更したいkeywordをダブルクリックすると,編集することができる.
僕は以下のように"google"を"gg"というコマンドに変更して,使わないであろうコマンドのEnableのチェックを外しておいた.

その他の機能

辞書検索

define word

スペルチェック & クリップボードに貼付け

spell word

スペルがよく分からない単語を入力すると候補を表示してくれる.
選択すると,その正しい単語をクリップボードに貼りつけておいてくれる.

Custom Searches

自分でWeb検索するページを指定して,それを呼び出すことができる.
"Features"タブ→"Custom Searches"でこのコマンド名が変更できる.
たとえば,AlfredからALC英辞郎の検索をしたい場合は,

Search URL: http://eow.alc.co.jp/{query}/UTF-8/
Title: ALC EIJIRO
Keyword: eiji

と登録する.
検索するときは,Alfredに

eiji word

とすると,デフォルトブラウザで検索結果が表示される.

まとめ

Alfredの便利なところ

  • 設定がわかりやすい(英語だけど)
  • Web検索ができる(Mac OS X LionのSpotlightでもできるけど,少々使いづらい)
  • Web検索が追加できる


変えて欲しいところ

  • Default ResultsとFile Searchがなんで分かれてるのか分からない.一緒でも良いと思う.
  • なんかウィンドウがでかい.外観が変えられると良い.


個人の印象としては,ランチャーとして有名なLaunchBarより使いやすいと思った.
LauchBarよりAlfredの方が設定がわかりやすい.

いろいろランチャーを試してきたけど,やはりQuickSilverは最強だったなと思った.