Fatal Python error: PyThreadState_Get: no current thread
Mac OS 10.10上のAnaconda python2.7でSPAMS (SPArse Modeling Software) をインストールするとタイトルのエラーが出てpythonが終了する. 次のようにsetup.pyを書きなおしてインストールすると,とりあえず動いた.
if osname.startswith("macosx"): cc_flags = ['-fPIC', '-fopenmp','-m32'] # link_flags = ['-m32', '-framework', 'Python'] link_flags = ['-m32'] libdirs = ['/anaconda/lib'] # 自分の環境のanacondaのパスにする
再びインストールするには,
>> rm -r build >> python setup.py install
とすれば良い.
ZeroProbability: Stochastic %s's value is outside its support, or it forbids its parents' current values
原因不明でタイトルのようなエラーが頻発していたが,pymcをupgradeしたら起こらなくなった.
Time Machineのフルバックアップ
4年弱使用したMacBook Pro 13からMacBook Pro 13 retinaに移行した.
新たな気持ちで新しいMacは使いたいから,移行アシスタントなんて使わない」
という人がネット上に散見されるけど,「相当暇なのかな」と思う.
もちろん僕は移行アシスタントを使って,データの引き継ぎを行ったのだけど,なぜかハマってしまい,まる2日位かかってしまった(ほとんど待ってただけだけど).
やりたかったこと
症状
- 初期セットアップ時に,外付けHDDが転送元の候補として出てこない(「移行元を検索中」と出てから先に進めない)
- 「電源+Command R」でリカバリーモードで起動から復元を試みるも,復元も過去のバックアップ(約1年前)からしか選べない(HDDは壊れていない?)
解決
旧MacにおけるTime Machineの不具合が原因だった.
以下の記事が参考になった.
10.9 Mavericksインストール時TimeMachineから移行できない。 | Apple サポートコミュニティ
日々兼ねて思いつくところをせいといたしおり申候: OS X (Mavericks)の完全バックアップが作成できない場合
以下の手順で,旧Macにおけるバックアップを行い,移行アシスタントを利用する.
com.apple.timemachine.plistを編集
/Library/Preferences/com.apple.timemachine.plistのExcludeByPathから以下の項目を削除する.
- /Applications
- /Library
- /System
- /bin
- /private
- /sbin
- /usr
com.apple.timemachine.plistは削除するだけでもリセットするという噂もあるが,僕の場合は直接編集しないと削除できなかった.
このplistはルート権限なので,直接は編集できない.
なので,一度どこかにコピーして,編集後,元の位置に戻すか,コマンドライン上で編集すれば良い.
sudo vi /Library/Preferences/com.apple.timemachine.plist
Time Machineのバックアップを実行
再起動後,Time Machineを実行する.
かなり時間がかかる.
僕の場合は5時間ほどかかった(USB2.0).
再び移行アシスタント
外付けHDDを接続して,初期セットアップを行うと,なんの問題も無くデータが転送された.
所要時間は1時間半ほど(USB3.0).
まとめ
Time Machineでバックアップをとっているからと言って安心してはいけない
MacVimでメニューバーのメニューを消す
vim-latexを使っているせいか,MacVimのメニュー項目が長くなり,メニューバー右上のアイコンが省略されている場面が多々ある.
どうにかならねーかなー,と思ったらたまたま下の記事を見つけた.
【MacVim】メニューバーでアイコンが見えない! | blog.remora.cx
これに少し手を加えたときの備忘録.
まず,MacVimの標準のメニューを消すために,gvimrcに次を書く.
source $VIMRUNTIME/delmenu.vim
これだと,vim-latexのメニューが消えないので,変なことになってしまう.
そこで,vim-latexのマニュアルから下を参照して,
11.8 Menu Customization
さらに,gvimrcに下を加える.
let g:Tex_Menus=0 let g:Tex_PackagesMenu=0
以上で,メニューバーがすっきりした.
ちなみに,
set langmenu=none
とgvimrcに書けば,メニューが英語表記になる.